2013年06月18日

趣味はなんですか?

先日、職場の方に
「趣味はなに?」
と聞かれました。

わたしは、仕事上では別なのですが、自分自身に関する内容での咄嗟の対応は大変苦手でして、適当に受け流すこともできず、「えーっと…たくさんありすぎて何を答えていいのかわからないです…好きなことはたくさんあります」などとバカ正直に返答してしまって好奇の目で見られました。

そういえば、野球観戦って答えれば良かったなぁと後から思ったのですが、その時は野球のことなんかすっかり頭になくて、もうわたしの中では趣味というよりも生活の一部になっているのだなぁと実感しました。


まぁそれはさておき、先ほどのわたしの返答に対し、その方は
「じゃあ、今一番興味あることは?マイブームっていうのかしら」
と内容を変えて聞いてくださったのですが、その時にまず浮かんだ単語が
「浮世絵」「革靴」「ポップン」
だったもので。

…でもゲーセン通って音ゲーやるっていうのを職場の人(親世代くらいの方)に言うのも気が引けて、かといって靴に関してはもう変態じみた発言しかできそうになかったので、まぁ書物に造詣の深い方でしたし行けるかと思い、結局
「浮世絵…ですかね…」
と答えたのですけれど、…やはりというべきか奇異の目で見られました。
ああもうこれでまたわたしの職場でのキャラが迷走……アドリブ効かないクセに浅はかすぎるのだよバカもの……!!




趣味っていうのは、世間的にはどの程度のことを指すんですかね。

オタク的というのか、割とディープな人たちが周りにいる環境でやってきたので、
「そのジャンルに関して大体網羅していて、関係のある話題を振られたら詳細を理解した上で自分の意見を交えて答えることができ、なんなら周辺の話題と紐付けてひとネタ挟めるくらいには造詣が深い」
程度じゃないと趣味と言えないのではないか…となんとなく思っていたのですが、どうやら月に1冊程度本を読んでいるので読書が趣味、レベルの軽さもアリらしいじゃないですか。

あまりにも人によってとらえ方が違うので、わたしなりに中点を探ってみようと思ったのですが、いかんせん友人ら周囲のサンプルが偏りすぎておりまして。
まあ、オタクと呼ばれる程度まで掘り下がっているとそれはもう趣味ではなくライフワークとかそういう方向になってくる感じもしているのですが…


結局のところ、個人的な結論として、「その時興味を持っていること」で「それについて何か行動を起こしていること」で「好感が持続したもの」なら何でもいいのではないかなぁというところに落ち着きました。

例えば、
「カフェでコーヒーを飲むのってなんかお洒落って思ったから、カフェに行ってコーヒーを飲みました。ああこれは素敵、また行きたい!」
でも趣味と言ってよいのではないかと。充分成立するのではと思います。
これが「また行きたい」であって、「もういいや」ではないことが重要で、結果的にまた行っていなくてもそれはそれなのでは。
ただ、さすがにそのくらいだと、同じベクトルの相手に出会った時に深く語り合えないとは思うので、会話にのぼった際は「まだ全然わからないから勉強中」という一言を添えれば、という感じでしょうか。



と、ただ周りを観察して脳内で完結させただけの考察に照らし合わせますと、自分が多趣味のつもりは一切なかったのに、趣味と呼んでも良いかな〜程度に好きなことというのはとてもとても多いことに気が付いて、そりゃーキャパオーバーにもなるってもんだとひとり頷いております。

えーと、何が言いたいかといいますと、わたしのキャパから溢れたものを共有して一緒に持ってくれる友人がいて、本当に幸せだなぁということであります。
興味のベクトルが近くて、知識欲があって、互いに自分に興味がある人。
(そして、そういう方向性で素敵な恋人ができれば文句はないですよね。うわーなんという大変な高望み!!)



もうひとつ書きたいことがあったのですが、時間切れです。17時半になりました。纏まらなくてすみません。
移り気だし熱しやすい割に案外冷めにくいほうなので色々持て余しています。誰か一緒になんかしようぜ。

posted by 風花 at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: